代表者挨拶
今、私たちは未来の世代に対し、大きな義務を負っています。
それは、地球やそこに生きるものが共生できる、持続可能なサイクルを確立し継承することです。
これは全て、エネルギーから始まるのです。
太陽光発電、そして食糧とのコンフリクトのない資源作物を有効に使ったバイオマス燃料とバイオマス発電。
すべて自然の営みによって持続的にエネルギーを創出できるものです。
その中でも当社が今後重要だと考えるものが植物由来の資源であるバイオマスの活用です。
特に、土壌炭素吸収源ともなりうる多年草草本系資源作物を原料とするバイオマス燃料の開発に注力し、
ライフサイクルGHGのネット削減を実現していくことを目標としています。
収奪や紛争、環境汚染の原因ともなった化石燃料から、今、私たちは再生可能エネルギーに転換すべき時をむかえています。
再生エネルギーにより共に生きる社会と、付加価値のある居住環境を創る。
当社はこの思いを、日本に、そして世界に広げていきたいと考えています。
今後とも、皆様の厚いご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
森田 朋良
代表者略歴
大阪府生まれ。 | 13歳の頃英国へ留学。15歳の頃国際バカロレアDiploma Programme開始。16歳の頃GCE Advanced Level開始、17歳の頃インペリアルカレッジロンドン入学(電気工学部 電気電子工学科)、その後ファイナンスを学ぶためにキングズカレッジロンドンに転籍し、1996年6月学位取得(数学部数学科 及び 経営学部経営学科のJoint Honours)。経済学者のPaul Samuelsonの娘で当時英国シティーでNorwich Union年金基金(現、AVIVA)の運用責任者を務めていたJane Samuelson Raybould女史の元、ファイナンスの理論と実務を学ぶ。卒業後日本へ約10年ぶりに帰国。 |
1996年8月日本生命入社、国際投資部 外国為替室配属となり、一般勘定の為替の約定執行やバリアオプションを活用したリスクヘッジ業務に従事。その後、1999年4月 国際投資部 外国証券グループで外債運用を担当した後、2001年4月 市場リスク管理グループ(後に、運用リスク管理室へ統合)課長補佐に就任し、同社初となるALM統合リスク計量化システムをUNIXで開発・導入。さらに2005年4月 主計部 主計グループ 課長補佐、2006年4月 調査部 課長補佐を歴任し、金融庁対応をはじめ、保険の国際会計基準、ソルベンシー基準の導入に係る業務に従事し、生命保険協会の代表者としてIAISの国際会議等にも出席。日本生命在職中、数理ファイナンスを学ぶために筑波大学大学院経営政策科学研究科(岩城秀樹ゼミ。夜間社会人大学院)に入学し、修士論文「An Empirical Comparison of Contingent-claim Models for Valuing Credit Risky Bonds」の審査により2001年「修士(経営学)」を取得。 |
2007年5月にドイツ証券に転籍、金融法人営業部に配属(途中、債券商品開発部に在籍)となり、欧州ソルベンシーⅡなどの新規制導入を見据えた大手保険会社向けのリスクソリューション開発及びセールスを担当。特に、損保系生保子会社向けのストラクチャードエンハンスドレポ取引では内部利益6千万ユーロ超の業界トップの成績を収めた。後には、投資銀行部門 M&Aアドバイゾリー部に属し、オリックス社へのハートフォード生命の売却案件(総額9億6300万米ドル)で、米ハートフォード社のセラー側アドバイザーとしてディールを担当した。これを機に、当社の業務に専任する為、2015年6月にドイツ証券を円満退社し、約20年間にわたる金融業界でのキャリアに幕を閉じた。 |
2005年から2020年まで日本アクチュアリー会に所属し、国際基準対策委員会委員 及び 国際関係委員会委員を在任中は、当会の活動の一環として会報別冊248号「MCEV原則」等の執筆に携わった。 |
2013年8月 当社の前身となる「TKMホールディングス合同会社」 設立、同社代表社員 兼 職務執行社員に就任。当社の組織体制の強化を図るため、2016年3月 同社を組織変更し「TKMデベロップメント株式会社」設立、同社代表取締役に就任、現在に至る。 |