太陽光発電事業

公開日:2018年10月5日
最終更新日:2023年3月15日

太陽光発電事業

TKMデベロップメントはこれまで太陽光発電を中心に電源開発を進めてきました。

現在、気候変動の問題、化石燃料の枯渇問題、その地域偏在がもたらすエネルギーセキュリティの問題、原子力発電所の地質学的リスクや放射性廃棄物の処理等の課題等から、再生可能エネルギーへの早期大量導入が急務となっております。

当社は、これまで太陽光発電を主軸に、再生可能エネルギー事業を主に北関東エリアで展開してまいりました。現在、計9か所において合計1万キロワットを超える規模の発電所が日々安定稼働し、諸課題を残す原子力や環境負荷の高い石炭火力によるベース電源を補完するとともに、石油・天然ガスによるミドル・ピーク電源をリプレースすることで、安全性が高く実質的なGHG削減につながる環境負荷の小さな電源開発を進めてまいりました。太陽光発電所による化石燃料のリプレースによる実質的GHG削減量は、太陽光発電所を設置するための用地が仮に森林であった場合の光合成によるGHG吸収量をはるかに上回る他、当社はこれまで野球場跡地、採土場跡地、工作放棄農地等の現況が森林でない未利用・低利用の土地を積極・有効活用することで、直接的土地利用変化(DLUC)によるGHG増加もほぼ回避する形で開発を行ってまいりました。実際、当社が開発した太陽光発電所において森林法の定める林地開発制度の対象となった事例は一件もなく、大規模な森林開発を伴う発電所の開発は一切行っておりません。

他方、国内における太陽光発電の導入量も既に5,700万kWに達し(※2020年6末現在)第5次エネルギー基本計画で示される政府導入目標の9割の水準に既に達している他、系統アクセスや適地確保の課題もある中で、当社では変動電源ではなく常時一定の発電出力が可能となる安定電源の開発を新たな目標に掲げ、現在木質チップやバイオマスペレット等のバイオ燃料の開発・製造を含むバイオマス発電の普及・促進に注力しています。

これまでの太陽光発電事業の開発実績

千葉県
(耕作放棄地)
0.2MW   運転開始 2014年12月
福島県
(野球場跡地)
2.0MW   運転開始 2015年3月
千葉県
(農園跡地)
1.2MW   運転開始 2015年3月
群馬県
(別荘分譲地)
0.6MW   運転開始 2015年4月 
(0.8MW 2018年1月 増設完了)
栃木県
(採土場跡地)
2.6MW   運転開始 2016年3月
栃木県
(耕作放棄地・一部山林)
1.1MW   運転開始 2016年3月
千葉県
(雑種地・一部山林)
1.3MW   運転開始 2016年8月
千葉県
(雑種地・耕作放棄地)
0.8MW   運転開始 2020年3月
茨城県
(自社所有雑種地)
0.3MW   運転開始 2020年5月
栃木県
(低利用農地・一部山林)
2.0MW   運転開始 2023年3月
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